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September 11, 2012

9月8日に通常国会が閉幕しました

 第180通常国会が8日に閉幕しました。会期は史上3番目に長い229日間だったにもかかわらず、政府提出法案の成立は83本のうち55本、成立率66・3%という戦後ワースト3位の記録でした。

 そんな中、私は、社会保障と税一体改革の大きなテーマの一つである子ども・子育て支援法について、政府案の総合こども園創設を撤回させ、自公政権で、私が文部科学副大臣だった平成18年10月にスタートさせた、現在の「認定こども園」を拡充するように修正させ、8月10日に成立させることができました。

 さらに、11月1日を「古典の日」とする法律を、8月29日の参院本会議で成立させることができました。この法律は超党派の「古典の日」推進議連において検討を重ね、とりまとめたもので、法案は委員長提案となり、私が衆参両院の委員会で提案理由説明を読み上げ、本会議に上程。全会一致で成立させることができたのです。
 これに先立ち、首相問責決議案が参院に提出されたため、古典の日法案の成立が危ぶまれたのですが、どんなことがあっても問責決議案処理の前に法案を採決し、成立させたいとの思いから働きかけを行い、その結果、成立に持ち込むことができ、私も安堵しました。このあと29日の夜に本会議で問責決議案が可決され、国会は開店休業状態となりました。
 山田府知事をはじめ、京都にとっては「古典の日」制定が長年の願いであっただけに、さっそく多くの方々から喜びと賛同の声が届いています。ちなみに古典の日となった11月1日は、「紫式部日記」で「源氏物語」の存在を確認できる最古の日付です。
 「古典の日」制定を機に、国民が古典に親しみ、その心の拠り所として、古典をさらに広く根付かせることができるよう、これからも尽力していきたいと考えています。

 8月24日の衆院文部科学委員会で、私は、オリンピックおよび夜間中学校の問題について質問を行いました。
 オリンピック問題については、ロンドン大会の競技会場や選手村等を実際に視察した結果を踏まえ、国のナショナルトレーニングセンター、国立スポーツ科学センター、さらにロンドン大会の選手村近くに設置した日本人選手のためのマルチサポートハウスが史上最多のメダル獲得に大きく貢献したことを取り上げ、その成果を浮き彫りにすることができました。
 なかでもマルチサポートセンターでは、疲労度や呼吸器のチェック、多彩な日本食を提供するなどキメ細やかな体制を整え、選手たちの頑張りをバックアップしていたことにも言及し、今後も同様のサポートを継続して行っていくよう強く要望しました。
 また、ロンドン大会で活躍した日本選手団の銀座パレードに50万人の観衆が詰めかけ、オリンピックが注目されるなか、2020年の東京オリンピック招致にその機運をつなげていくよう強く求めました。
 さらに、私が今回、競技会場を視察するなかで、サッカーが開催されたウェンブリー・スタジアムは駐車場から観客席までの動線に優れ、競技に集中して応援することができたこと。ところが、陸上競技などが行われたメーンスタジアムは駐車場や最寄駅からの移動距離が非常に長く、スタジアム自体のつくりも分かりにくくて会場に着くまでに非常に疲れてしまったことなどを指摘。現在、日本で新しいスタジアムをつくる準備を進めていることを踏まえ、「車イスでも行けるような配慮が必要だ」と提案したのです。
 一方、夜間中学校に関する質疑では、8月3日に私が代表呼び掛け人となり、全国夜間中学校研究会の院内集会が行われたことを紹介。現在、義務教育未修了者が全国に百数十万人いると言われる中、8都府県に35校ある公立夜間中学校では、ひきこもりや不登校などで中学校を卒業していない日本の若者のほか、在日外国人、日系外国人の方々が学んでいる現状を指摘する一方、だれもが通える環境を整えるため、全都道府県に公立夜間中学校を整備するよう訴えました。
 平野文部科学大臣は「市町村の教育委員会、地域の事情を勘案して充実に努めてまいりたい」と答弁しました。議事録にも残っていますので、今後の取り組みをきちんとチェックしていきたいと思います。

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