集団的自衛権の行使について
集団的自衛権の行使について自分の意見を書いたところ、様々な方からご意見を伺うことができて大変参考になりました。
ただ私は、様々な方のご意見にはとても興味がありますが、過激な意見や自分の意見が絶対に正しいという思い込みには多少の不安を覚えました。
戦前・戦後を生き抜いてきた父は、戦争により根底から価値観を覆された反省に立って、娘たちには社会の流れに対してそれが本当に正しいかどうか確かめた上で、いつも自分の意見を持つようにと言い続けました。
個の確立・自立を持つことが最も大事であり、私が学会員ではなく、ましてや他の住職の妻でありながらも受け入れてくださったのは、私の自由なものの考え方を許容してくださったということでしょう。
私が政治家であったときには、大切な法案に対しては自分の明確な意見を持っていても、さらに2~3人の尊敬する有識者にご意見を伺い、もう一度自分の意見を心の中で正しました。
私は常に何事にも自由で、白紙の状態で物事の本質に迫っていきたいと願っています。